
蔵元紹介
仙禽(せんきん)は、江戸時代後期の文化三年(1806年)に栃木県さくら市に創業されました。仙禽とは仙人に仕える鳥「鶴」を表し、この蔵の酒のブランドとして代々受け継がれています。日本酒の生命は「水」と考えるからこそ、仕込水と同じ水で育てた米にこだわります。原料米は、蔵の地下水と同じ水脈上に限定して作付けされ、原料づくりから一貫して、自社および契約農家で手掛ける“ドメーヌ制”を敷いています。(山田錦、亀ノ尾、雄町の3品種の生産を手掛ける。)
造りにおいては日本酒造りにおける“ナチュール”を追求した酒造りを行っています。自然の発酵の力に逆らわず、一部の酒では木桶仕込みによる酵母完全無添加など、古くて新しい酒造りを貫き通している魅力の蔵です。
味わい
速醸でフレッシュかつジューシーに仕上げた定番酒。原料米の甘味と旨味を軽やかに演出、滑らかで丸みのあるワイン的な酸も特長であり、和洋を選ばない幅広い食材・料理との相性を楽しんで頂けます。山田錦の“無垢”な個性が光ります。
スペック
使用米:山田錦(栃木県さくら市) 精米歩合:麹米50%/掛米60%