
蔵元紹介
琵琶湖の最北端の宿場町、滋賀県長浜市木之本にある冨田酒造は、室町時代(天文年間)に創業、480年余りに及ぶ歴史は全国でも屈指。「七本鎗」は賤ケ岳の合戦で武功を立て、豊臣秀吉を天下人へと導いた勇猛な七人の若武者「賤ケ岳の七本槍」にちなみ、勝利の酒や縁起の良い酒として親しまれてきました。
地元篤農家による減農薬栽培米を中心に厳選された原料米を使用することでそれぞれの土地に根付いてきた昔ながらの酒「地酒」、その地酒の「地」の部分を大切に発信しています。地元の酒米を使い、米の品種のブレンドを行わず、単一品種の米で造ることのほか、味わいにおいては極力濾過をせず、米の旨味をしっかりと引き出し、それをまとめる酸が骨格を成す食中酒というコンセプトでの酒造りを行います。米の個性が際立つ「七本鎗」は県内外で高く評価されています。
味わい
冨田酒造が得意とする酒米「玉栄」を使用して醸された、米の旨みを十分に溶かしこんだコクのある純米酒。冷酒でも美味しいお酒ですが、常温やお燗酒いろいろな温度帯で味わいの変化が楽しめるお酒です。
お食事との相性もよく特に焼き魚などとの相性が良いお酒です。
スペック
使用米:玉栄 精米歩合:60%