
蔵元紹介
創業ブランド「濵の鶴」(はまのつる)は、明治37年 初代濵川金太郎が、浜辺に飛来した2羽の丹頂鶴に出会った事に由来します。平成3年には現在の基幹ブランド「美丈夫」(吟醸シリーズ)を発売しました。造りの特徴は「全国屈指の超軟水」と「全量ビン貯蔵」です。美丈夫の仕込み水は、高知県の県木・魚梁瀬杉のふるさと甚吉森(全国屈指の降雨地域)を源とする奈半利川の伏流水。水質は超軟水で、緩やかな醗酵によるキメの細やかさ、製品になってからの劣化の遅さが特徴です。
山、森、渓谷、そして川、海。仕込み水が旅した美しい風景をラベルにしました。蔵をとりまく豊かな自然の風景も一緒に味わってください。
高知県の酒は、全国でも1、2の辛口です。その中にあって美丈夫の酒は分析値ではやや辛口ですが、ほのかな甘みがあるのが特徴です。上品な上立香、スッと入る飲み口、口中での香味の膨らみ、爽やかな酸味と後切れの良さが売りで「飲み飽きしない、食中酒としての純米吟醸酒」を追求しています。
味わい
酒造好適米の最高峰である兵庫県産山田錦を厳選し、米の芯だけとなる精米歩合30%にまで磨きあげました。極上のものを限界まで磨き、文字どおり手をかけて醸す。その贅沢さだけが生み出す透明感、研ぎ澄まされた味わいと高貴な香りは、蔵元が永く追い求めてきたものです。求めてこその夢の結実です。
スペック
使用米:山田錦(兵庫県産) 精米歩合:30%