
蔵元紹介
山口県・岩国市を流れる錦川沿いに和洋折衷の様式の建物(蔵)が目を惹きます。明治初期の創業より雁木のある水際で「酒」という命を生みつづけてきた八百新酒造には、順風満帆の時代もあれば荒波に翻弄された時代もありました。視界不良で回帰すべき港を見失ったとき、自らを見つめなおし創業精神に立ち返り、
原点回帰する決意を固めて世に問うた酒が「雁木」です。
現五代目当主の青少年時代には、水際の雁木のある階段で黄昏た場所であったというが今はもうその石畳の風情はありません。しかし、五代目当主の原風景として存在し、新たな命のターミナルとしての「雁木」を造るという熱い想いがこの日本酒には込められています。
味わい
口あたり滑らかに含み香がたっぷり口中を満たす艶やかなお酒です。
スペック
原料米:山田錦 精米歩合:50%