寛政5年(1793年)名字帯刀を許された小泉平蔵が、小泉酒造を鹿野山の麓に位置したこの地に興しました。
以来、襲名を重ね、明治初期に家督を継いだ源蔵が一段と家業に力を入れ、大きく発展いたしました。
今に残る土蔵造りの酒蔵は源蔵の偉業の一端を偲ばせるものがあります。
昭和初期、蔵主であった一助は温度管理を徹底するために早くより冷蔵庫を蔵の中に作り、清酒の品質向上に努めました。
試験場に住みこみながら、酒造りの修行も積み、周辺地域で先進的であった吟醸酒造りに情熱を傾けました。
この吟醸酒造りへの気風はその後脈々と受け継がれております。
小泉酒造(千葉)