おちょこによく描かれる「蛇の目」!
なぜこの文様が日本酒の酒器に使用されているのか調べてみました。
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乾酒店の加藤と申します。
今回はおちょこなどによく描かれている「蛇の目」について調べてみました。
SAKEDIPLOMAの試験にも出てくる蛇の目。
日本酒好きな方は決して知っていて損のない情報かと思います☺
蛇の目模様について
家紋の一つとして生まれた「蛇の目」文様。
生まれた当時は、スペアの弓弦を巻きつけて収納する輪である「弦巻紋(つるまきもん)」として呼ばれていました。
次第にその文様が蛇の目に似通っていることから蛇の目という別名が広まったそうです。
蛇の目を家紋とする戦国武将の代表に加藤清正氏が挙げられます。
おちょこに描かれる蛇の目
では、家紋として使用されていた「蛇の目」がなぜおちょこの底に描かれるようになったのでしょうか?
日本酒の利き酒を行う際に”色調・濁り具合”をまず最初に確認します。
日本酒は、水のようにクリアなものから、新酒によくみられる少しグリーンがかったもの、熟成されイエローを帯びたものと千差万別の色調が現れます。
その色調を見極めるために、ブルーとホワイトの蛇の目柄が利き酒用のおちょこに採用されました。
ブルーの反対色はイエロー。そのため、真っ白なおちょこよりも格段に色調や濁り具合を確認しやすいです!
最後に
日本酒のおちょこといえばこの模様!とイメージされることの多い蛇の目模様。
この模様は日本酒の見た目をぐっと引き立たせてくれる、先人たちの趣向が施されたもの!
ぜひ、おひとつ利きちょこを用意して、見た目からも日本酒をお楽しみくださいね☺
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