四季によって変わる日本酒
初めまして!
乾酒店の中島です。
四季によってその季節を楽しめるのは、日本に生まれて良かったなぁと思える瞬間です。
春の桜、夏の花火、秋の紅葉、冬の雪景色。
だいたい三ヶ月ごとに四季が分かれ、それを楽しむというのは世界的にも珍しいようですね。
新酒とひやおろし
日本酒にも季節があります。
日本酒は一般的に冬の時期に仕込が始まります。冬は寒く雑菌などの繁殖も少ない
ため、この時期に仕込まれてきました。その後、搾られるお酒が新酒となります。
江戸時代には冬に醸したお酒を火入れし酵母の動きを止めたあとに貯蔵庫にて保存。
秋になり味わいが深くなったお酒をひやおろしとして楽しみました。
ひやおろしの語源は「ひや(お酒の常温)」で「卸す」ことだと言われています。
春のお酒と夏のお酒
現在は春には新酒の名残りを残しつつ、おりがらみを華吹雪になぞらえるなど
お花見にひと花を添えるお酒、夏には発泡系などすっきりと飲みやすいものが
季節のお酒として楽しまれています。
ラベルのデザインも蔵元によって様々です。
最後に
様々なものに囲まれることが多くなり、忙しくつい季節感を忘れてしまいそうに
なりますが、蔵元様からお酒のご案内を頂くと「もうそんな季節か」と思い直す
ことが多くあります。季節ごとのお気に入りのお酒を見つけて頂き、次の季節を
楽しみに待つ。そういったお酒の楽しみ方もいかがでしょうか?
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