そもそも
「山田錦」って…?
ブドウとワインの関係同様、
お米も日本酒の品質に大きく影響します。
たんぱく質や脂肪量は
ごはんとして炊くと旨味になりますが、
たんぱく質が多いと…雑味のもとに
脂質が多いと…日本酒の香り成分の
生成の邪魔になってしまいます。
そのため、お米を削って日本酒を造ります。
削ることにより、雑味の少ないすっきりとした
味わいになる、というわけです。
お米の中でも、お酒造りに適したものを
「酒造好適米」や「好適米」または
「酒米」「酒造米」などと呼びます。
「山田錦」もその一種です。
酒米の王様!?
お酒造りに適したお米─酒米の特徴には、
「粒が大きくて砕けにくいこと」
「たんぱく質や脂質量が少ないこと」
「心白※1 の発現率※2 が高いこと」
などがあります。
※1:米粒の中心の白く見える部分
※2:米粒内の割合
「山田錦」はそれらの特徴を
高いレベルでバランスよく備えています。
大粒で心白発現も高く、
華やかな香りと味わいのバランスが優れた
品質の高い日本酒に仕上がります。
現在では全国の33府県で栽培されており、
酒米の中で生産量トップを誇っています。
「山田錦」の登場以後、全国新酒鑑評会では
酒米に「山田錦」を使用した日本酒が
上位を占めるようになっていきました。
質・量・人気ともに最高峰の、
まさに「酒米の王様」です!👑
そんな「山田錦」を使った日本酒のオススメが、こちら!!
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紀土(きっど)
純米大吟醸ピンクラベル
咲き誇った花をイメージさせるような、
繊細で香り高い吟醸香です!
とても綺麗な旨みが柔らかな口当たりから
広がってゆくので、ぜひワイングラスで
堪能していただきたいです!
雨後の月(うごのつき)
特別純米 十三夜
小説家:徳富蘆花「自然と人生」から命名。
アルコール度数を13度まで抑えた
低アルコールの原酒タイプ!みずみずしい
お米の旨みが広がり、爽やかにキレてゆく、
バランスのよい味わいです。
仙禽(せんきん)
クラシック 無垢
生もと仕込みならではの奥深い酸味が
引き締めます。グラスに注いだお酒の温度が
どんどんと常温に変化していくごとに、
お米の旨みが膨らんでゆきます。最初は
きんと冷やしてお召し上がりください!
醴泉(れいせん)
純米大吟醸
「山田錦」の育成に関して最も適した、
特A地区に指定されている兵庫県東条地区の
お米を全量使用!香りはとても穏やかで、
雑味が少なくクリアーな酒質を感じます。
お食事に合わせやすいです!
初亀(はつかめ)純米吟醸
べっぴん辛々
マスカットのような香りが印象的です!
爽やか、かつ甘やかな香りを伴いながら、
やわらかく繊細なお米の旨みが広がります。
辛々の名のごとく、後味はスパッと
広がる旨みを断ち切る辛さ!
以上、5選のご紹介でした!
ご紹介したお酒以外にも、
多数お取り扱いさせていただいております!
気になって下さった方は、是非ご覧ください。