1819年(文政2年)創業。
「杜氏一代、酒屋一代」という言葉が古くから伝えられています。
「杜氏が造り上げたこだわりの味、酒屋としての酒造りへのこだわりというのは、そう簡単に次の世代へ渡せるものではない」のだと、酒造りの難しさを表す言葉だそうです。
そんな難しさを乗り越え、人、米、水にこだわり代々技術を受け継いでこられました。
代表銘柄は「常きげん」で、ある年の大豊作を村人たちと祝う席で、4代目当主が「八重菊や酒もほどよし常きげん」と一句詠んだことにちなみ、命名されました。
「常きげん」という名に込められた思いを大切にしながら、こだわりの山廃仕込みでお酒を造り続けています。
鹿野酒造(石川)