「本紀土」に込められているのは、様々な方に日本酒を手に取ってもらいやすくなった現代においての新しい日本酒の「本質・本流」となる、という想い。
日本酒にあまり馴染みのない方にも美味しいと言ってもらえるような、深い日本酒の世界への扉をたたくような一本です。
アルコール度数は13度と低く抑えていますが、そうとはは思わせない綺麗な味わいのボリュームを感じさせます。
お米の旨み・甘み、発酵による酸味などをしっかり感じながらも、とても軽やかに楽しんでいただける飲みやすい純米吟醸酒です。
ぜひ、平和酒造が思い描くこれからの日本酒の姿をじっくり感じていただければと思います！

■使用米：五百万石　■精米歩合：50・55％

1928年(昭和3年)創業。
元は室町時代から続く「無量山超願寺」というお寺でした。
そこから幾多の廃業危機を乗り越えて、現在まで続いています。
「平和」という名は、戦中に酒造りの休業を余儀なくされ、戦後しばらくしてようやく酒造りを再開できた「平和な世の中で酒造りをする」という酒造りへの喜びなどの思いが込められています。

平和酒造（和歌山）