グレープフルーツや野イチゴを想わせる甘酸っぱく爽やかな香り。
とろんとした舌触りで口の中に広がってゆく、お米由来の甘みは非常にエレガント。
酸味がその甘みを包み込み、さらりとまとめて、消えてゆく儚いフィニッシュ。
繊細な味わいは蔵元の醸造技術の高さを感じさせます。
そのため、熟成ポテンシャルが非常に高く、ヴィンテージ違いで楽しまれる方もいらっしゃるそう。
ぜひ、とろとろとしたエキゾチックな味わいを存分にお楽しみくださいませ。

■使用米：山田錦　■精米歩合：40％

1647年(正保4年)創業。
九平治の名は当主に世襲され、現在(2022年時点)で15代目になります。
15代目がフランスで日本酒を広めている際に、まず始めに酒の造りではなく原料であるお米の質問を受け、原料から一貫した酒作りを意識し、自社でお米の栽培も行っています。
田んぼを取り巻く環境や土地を意識したお酒を醸しています。

萬乗醸造（愛知）