はじめに

お酒として浸透はしていますが、焼酎は苦手・・・という人は多いのではないでしょうか？

特に芋焼酎はその特有の香りから苦手な人も多いように思います。

しかし！昔の思い出のまま、焼酎にチャレンジしないのはもったいない時代がやってきました。

焼酎を始め、日本の酒類は醸造技術の向上などにより酒質も改善し、様々な人が親しみやすいお酒が増えました。日本酒でいうとアルコール度数13度の低アルタイプや香りがマスカット様でいわゆるフルーティーなものがいい例ではないかと思います。

焼酎も今までのいわゆる「芋くさい」ものではなく、フルーツや紅茶を連想させる香りのものも登場し、今まで焼酎に親しみがなかった人たちをとりこにしています。

そこで、今回は芋焼酎入門にぴったりの焼酎をご紹介します！

スタッフオススメ3選

【富乃宝山】

初手から王道の焼酎です。
長年愛され、様々な場所で目にすることも多いこの焼酎。
かつての焼酎ブームの火付け役でもあり、焼酎を飲む上では避けては取れません。
そんな富乃宝山なので、逆に焼酎初心者さんは玄人向きのような感じがして
手を出すのをためらってしまうのではないでしょうか？

しかし！これから焼酎好きになる可能性を秘めた方にこそ飲んでほしい1本です！
まず驚くべきはその香りです。とても上品な柑橘類と紅茶のような香りが広がります。
飲み口も香りからの印象が大きく変わることはありません。
口の中で広がる芋の感じも極めて綺麗で穏やかです。

この焼酎を基準に自分の好きな芋焼酎を探すのもありです！

【山ねこ】

THE 飲みやすい芋焼酎です。
中々やきろくで知られている黒木本店の別蔵「尾鈴山蒸留所」の焼酎です。

芋焼酎の原料は芋と米麹(たまに芋麹)。
「黄金千貫」というお芋が焼酎造りでは定番ですが、この焼酎に使用されているお芋は
「ジョイホワイト」。
名前の通り外も中身も白いお芋です。
このお芋を使用するとフルーティーですっきりとした味わいになる傾向があります。

山ねこはその原料の特徴がうまく出ており、米麹由来の香ばしい香りとお芋由来の柑橘系の香りが
心地よく感じられます。

芋焼酎にチャレンジしたいけど、華やかな香りがするのも苦手だし・・・
という方にまず試して頂きたいです。

【天狗櫻】

こちら、新たに入社した営業Mも美味しいと絶賛。
入社前はあまりお酒に馴染みがなくとも印象に残る焼酎だったようです。

焼酎としてはご紹介した2つと比べると、「THE芋焼酎」という味わいです。

天狗櫻をお気に入りと語る事務Kはしっかりした味わいのものが好きな玄人タイプで、
それぞれ違うタイプの人でも共通して美味しいと言える逸品です。

仕込はかめ壺で行う昔ながらの焼酎です。
グラスに注ぐと南国のフルーツのような華やか香りが広がります。
それでいて、味わいはとてもしっかりとした「芋焼酎」です。
とても滑らかで丸い優しい口当たり。
お芋の濃厚でしっかりとした味わいを感じつつも、その口当たりで杯が進む仕上りになっています。

焼酎以外のお酒は好きだけど焼酎は苦手という方に一度お飲み頂きたい焼酎です。
お酒が好きな方はハマる可能性大です！

最後に

お酒にはそれぞれ個性があり、好きなお酒や苦手なお酒も人それぞれです。
今回はまず一度お試し頂きたい焼酎をご紹介致しました。
富乃宝山や山ねこよりもフルーティーがいいと感じた方はもっと華やかなタイプを試してみるもよし！
天狗櫻おいしい！となった方はどんどん色々なお酒をお試しください。

SAKE DIPLOMAによるお酒のご相談も承っております！